ヘンリー王子がメーガン妃を母ダイアナ妃と比較したコメントに、王室ファンはＳＮＳ上で根強い不快感を表しているという。英紙エクスプレスが７日に伝えた。
２０２２年１２月に公開されたネットフリックスのドキュメンタリー「ハリーとメーガン」ではハリー王子が好意的な比較論を述べたが、多くの王室ファンは今でもメーガン妃とダイアナ妃とは全然別の存在と考えている。ヘンリー王子は番組で「メーガンの人柄や性格の多くは私の母にとても似ています。彼女には同じような思いやり、共感、自信があります。温かさがあります」と説明している。
王子が話している間、番組ではメーガンとダイアナがオーバーラップする映像が流された。ダイアナが幼いヘンリー王子を抱いてウィリアム王子の後ろを歩く映像が流れ、その後、メーガンと息子アーチー王子が手をつないで庭を走る映像が続いた。
しかし、ＳＮＳ上で王室ファンはヘンリー王子の見解に不快感を示し続けている。あるファンはＸ（旧ツイッター）で「メーガン妃は、ダイアナ妃のような親しみやすい資質を一切持たずに、ダイアナ妃のように愛されたいと望んでいる」とコメントした。別のユーザーも「これを聞くと吐き気がする…」「彼は、プライベートな交流を通じて、私たちが見る以上のものを見ているのだと思います。とはいえ、国民のプリンセスとハリウッド女優を比較することはできないと思います。これは、真の思いやりとナルシシズムの問題です」などとコメント。批判的な意見が渦巻いている。
メーガン妃が赤ん坊のアーチー王子を抱いて、子供部屋のダイアナ妃の写真を指差して「あれがあなたのおばあちゃんよ、ダイアナ」と言うシーンは感動的という声も上がったが、ダイアナ妃とメーガン妃の比較には今でも反発する声が大半を占めているようだ。