８日放送のＴＢＳ系「ゴゴスマ～ＧＯＧＯ Ｓｍｉｌｅ～」では元宮崎県知事で政治評論家の東国原英夫氏が７日投開票の東京都知事選について解説した。
現職の小池百合子氏は予想通り圧勝したが、最大の驚きは元安芸高田市長の石丸伸二氏が小池百合子氏に次いで２位になったことだろう。
この点について東国原氏は「ネットの新しいフェーズに入った。ネット上の熱が票に結びついた。ネットとリアルが連結したのだろうと思う」と分析。さらにネット上で圧倒的な人気がある石丸氏が１０～２０代、無党派層の支持がトップだったということもあり「１０年先の新しい選挙のとば口に入ったと思う」と指摘。
ただし、石丸氏の演説については「はっきり言って演説はうまくない。ボクはネットで対談したが、正直なぜみんなあんなに熱狂するのか分からない。演説も面白くはないが、なぜかドッカンドッカン受けるんですよ」と首をひねった。
さらに「演説の最後は“政策はユーチューブで”で終わる。でもみんなそれは見ているわけですね。それと、１５分程度の街頭演説をたくさんこなした、というのが良かったんでしょうね」と解説した。
一方、３位と惨敗した蓮舫氏については「彼女はとても優秀。ただ、厳しい言い方をすると、生理的に嫌いな人が多いんでしょうね。個人的にはとてもいい友人なんですが…」という見解を示している。