米国・AEWの里歩(27)が、6日(日本時間7日)に放送された「AEW COLLISION」で試合復帰を果たした。
アイスリボン、我闘雲舞を経て、19年8月からAEW入り。同年10月には初代AEW世界女子王者(現王者はトニー・ストーム)となり、新興の米メジャー団体で活躍してきた。3月に登場後は姿を見せていなかったが、先週の「COLLISION」でセリーナ・ディーブの呼びかけに応じて復活。リング上でセリーナと対峙していた。
21年5月のPPV「Double or Nothing」では里歩が、セリーナが当時保持していた世界王座に挑み敗れている。今週の「COLLISION」では、セリーナが里歩に「リホ、あなたが戻ってきてれしいわ。でも私は最高の女子レスラーに成長した。もう一度、戦いたい? やろうよ」とビデオメッセージを送った。
これを受けて里歩はレディ・フロストとのシングル戦に臨んだ。スピード感あふれる攻防を繰り広げると、ロープにもたれたレディに619を発射。すかさずコーナーに上がって、鮮やかなクロスボディーを見舞った。さらにコーナーのレディにヒザ蹴りをぶち込み、顔面を締め上げた。
体格で勝るレディにはドロップキック、強烈な水平チョップで反撃を受け、フィッシャーマンスープレックスで叩きつけられた。だが、場外に落ちたレディに再びクロスボディーを放って逆襲。再びレディの猛攻にさらされ、ムーンサルトプレスを浴びるも、3カウントは許さない。バックに回って素早いドラゴンスープレックスで叩きつけると、変型STOで3カウントを奪った。
復帰戦で快勝。AEW中継の実況陣から「世界のアイドル」と称された里歩が、セリーナとのリベンジ戦に向かう。