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共産・小池晃書記局長 蓮舫氏と都知事選連携に「当然、必要だったと思っています」

東スポWEB 2024年7月8日 22時45分

日本共産党の小池晃書記局長は8日に国会内で開いた会見で、都知事選で落選した蓮舫氏について言及した。

蓮舫氏は市民と野党の共闘〝オール東京〟で都知事選にチャレンジした結果、小池百合子氏に大敗。選挙戦終盤には勢いを失い、広島・安芸高田前市長の石丸伸二氏と争う展開となった。その原因は、無党派層の支持が予想に反して伸び悩んだことが挙げられている。

小池氏は「まさにそこはみんなでこれから議論しないといけないことだと思っています。(選挙中は)手応えは感じていたし、街頭演説会もかつてない人が集まったので、どうしてそれが得票に結びつかなかったのか最大の検討すべきポイントではないかと。市民と野党の共闘ということをより鮮明にしなくてはいけなかったとは思っています」と語った。

立憲民主党内は選挙戦に突入する前、共産党と連携し蓮舫氏を支援することに〝見直し論〟が出ていた。

「(立憲との連携は)当然、必要だったことだと思っています。東京でわが党は都議会第1党。都政の問題は役割を果たしてきた。共産党と市民、立憲と力を合わせることは必要不可欠だったことじゃないかと思います」と小池氏は指摘した。

蓮舫氏は大勢が判明した直後に開いた会見で、共産党と連携したことについて「共産党さんをはじめ、本当に多くの力をもらったことは私の財産だ」と発言している。小池氏は「大変うれしい言葉だったと思っています。これを今後、どう発展させていくのか、今回の戦いでどういう教訓を導き出していくのかは立憲のみなさんと率直に腹を割って話していきたいと思っています」と語った。

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