東京都知事選で2位に躍進した前広島・安芸高田市長の石丸伸二氏の選挙特番での受け答えに賛否の声が上がり、一夜明けた8日には〝石丸構文〟なるワードがトレンド入りした。
日本テレビ公式ユーチューブチャンネルの選挙特番生配信に出演した石丸氏は、社会学者の古市憲寿氏からの質問に対して質問で返すなど、やり取りがかみ合わず気まずい空気が流れ、時間切れとなった。
また「Mr.サンデー 都知事選SP」(フジテレビ系)でも司会の宮根誠司から心境を問われた石丸氏は「都民の総意が可視化されたというだけの現象ですね。メディアが注目されているのは候補個人がああだこうだという話でしかないので、実に些末な視点だなと一蹴しています」と回答。宮根が険しい表情を浮かべる場面もあった。
安芸高田市長時代に市議を論破する切り抜き動画でバズった石丸氏。しかし、選挙特番で見せた質問に対して質問で返すなど、話がかみ合わなくなる〝石丸構文〟にネット上では「一気に化けの皮がはがれた感がある」「質問者が悪い」とカンカンガクガクだ。
今後、石丸氏にはコメンテーターとしてのオファーもかかりそうだが、同業者からは「共演はしたくないですよ。ようやくみんなが気付き始めたと思います」と早くもアレルギー反応を示した。石丸氏はどう答えるのだろうか。