卓球のＷＴＴスターコンテンダーバンコクで女子シングルス決勝を制した伊藤美誠（スターツ）のカットマンキラーぶりが中国で注目されている。
伊藤は準決勝でベテラン・カットマンの徐孝元（韓国）を３―０であっさり下すと、決勝でも同じくカット型の橋本帆乃香（ミキハウス）を４―２で下し、優勝を果たした。
卓球強国の中国でも伊藤のカットマンに対する強さは話題に。同国メディア「捜狐体育」は「伊藤はカット選手に対する独特の能力を持っている」という記事を掲載。
伊藤について「高いカットスキルで知られる徐と対戦すると、どうすることもできない選手もいるが、伊藤は余裕で対応した。解説者たちは、伊藤が現在、女子でカットマンに最も強い選手だと信じている。東京五輪後、カットマンにほとんど負けたことがないというのは称賛に値する」と、〝世界一のカットマンキラー〟だと持論を展開した。
パリ五輪出場はかなわなかった伊藤。それでも技術の高さで依然中国で要マーク人物となっている。