ロッテ・佐々木朗希（２２）をめぐってニューヨークが騒がしくなってきた。ヤンキースのファンサイト「ピンストライプス・ネーション」が８日（日本時間９日）、「ヤンキースがスカウトする日本の怪物投手・佐々木朗希とは何者なのか？」という特集を組んだ。
前日７日（同８日）に複数の米メディアがヤンキースの佐々木獲りを報じた。早速、同サイトは「恐ろしい速球を投げることから〝怪物〟と呼ばれる佐々木朗希は悲劇から立ち直り、日本の野球界にセンセーションを巻き起こした」と輝かしい球歴ばかりでなく、２０１１年の東日本大震災で被災し、父親と祖父母を亡くして大船渡市に移住したことなども詳しく報じた。
「佐々木朗希のＭＬＢデビューの時期はいまだ不透明だ。ヤンキースが佐々木獲得に動いているのは投手陣を強化し、日本人の有力選手を獲得するというチームの継続的な表れであり、近年同チームでは見られなかった動きだ」とヤンキースの積極的な姿勢を称賛。「日本のセンセーション投手は最近右腕を負傷したにも関わらず、メジャーリーグの話題の中心になっている。すでにさまざまなＭＬＢのチームのスカウトが日本に駐在し、佐々木朗希を将来のチームの要として注意深く見守っている」と現状も伝え、佐々木の獲得を大歓迎した。