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井岡一翔 海外専門サイトが再起を予測…選択肢に「バンタム級で日本初の5階級制覇」

東スポWEB 2024年7月9日 17時47分

前WBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(35=志成)を巡り、海外では再起の可能性が指摘されている。井岡は7日に行われたIBF同級王者フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)との王座統一戦で0ー3の判定負け。今後については「白紙」としている。

そうした中、フィリピンの専門サイト「PhilBoxing.com」は「井岡にカムバックの選択肢」と題する記事を掲載。「選択肢が限られているにせよ、井岡はできるだけ早く復帰しようとするだろう。彼が復帰して再び世界王者になるには、2つの選択肢が考えられる」と報じた。

その上で「まず最も簡単なのは、7月20日に日本で行われる(WBO王者の)田中恒成対ジョナサン・ロドリゲスの勝者に、井岡が挑戦することだ」と指摘。その一方で「マルティネスとの再戦は、全ジャッジ一致の判定負けを考えると現時点では難しいだろう。そして、マルティネスとWBC新王者(ジェシー)ロドリゲスの3本のベルトをめぐる一騎打ちが即座に求められることは間違いない」と、マルティネスとの再戦には否定的な見解を示した。

さらに「もう一つの選択肢は、井岡がバンタム級に転向し、井上拓真(WBA)、武居由樹(WBO)、西田凌佑(IBF)の3人の日本人王者のいずれかに挑戦して、日本初の5階級制覇を目指すことだろう。中谷潤人はすでに7月20日、フィリピン人挑戦者ビンセント・アストロラビオを相手にWBC王座の防衛戦を行うことが決まっている。井岡が今後どのような方向に進むのか、まもなくわかるだろう」と記した。

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