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〝じゃない方〟の石丸幸人氏 石丸伸二氏との都知事選での「投票入れ間違い説」を考察

東スポWEB 2024年7月9日 18時27分

7日投開票された東京都知事選では、前広島・安芸高田市長の石丸伸二氏が躍進し、話題となった中、もう一人の石丸姓の候補者だった石丸幸人氏も9万6222票を獲得し、8位に健闘する結果となった。

石丸伸二氏は選挙中にネットを中心に口コミで広がり、演説会場には多くの聴衆が押し寄せるムーブメントとなった。一方で、名前の浸透度はまだ低いこともあって、投票時には2人の石丸姓の候補者がいたことで、困惑する有権者も続出。石丸伸二氏に投票しようとしたが、石丸幸人氏に書き間違えた人や「石丸」とだけ記入され、得票数の割合に応じて振り分けられる「案文」の扱いになった票も多数に上ったとみられる。

石丸幸人氏は9日、自身のユーチューブチャンネルを更新。「3万票、12位」を目標としていただけに結果には「非常に驚きと、応援してくださったみなさんに強く感謝させていただきます」とした上で、「2位に同じ名字の元市長がいられて、書き間違いが入っただけではとのコメントが来る。どの程度あったのかなという考察をしたい」と分析した

石丸幸人氏はアディーレ法律事務所の創業者で、過去には人気テレビ番組「行列のできる法律相談所」に出演し、弁護士と医師の資格を持つ。NHKから国民を守る党の立花孝志党首からの誘いで、都知事選出馬を決意し、当初は都知事選と同日投開票日の安芸高田市長選に出るプランもあった。

多くの顧客を抱え、一定の知名度があることから石丸幸人氏は「書き間違え説は否定できないが、他の候補が持っていない特殊性っていうところからも一応は(得票数は)説明できる。よく結論はわからないので、次回選挙で明らかになるんじゃないですかね。参院選になるのか衆院選になるのか、出馬したとして、かつ石丸元市長が選挙区でかぶっていなければ、真水の〝じゃない方の石丸〟票がどれくらいあったのかというのが検証できる」と、来年秋までに行われる衆院選や来年の参院選に立候補した場合に自身の本当の評価が問われるとした。

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