巨人の岡本和真内野手(28)が首位攻防・広島戦(9日、マツダ)で値千金の15号逆転3ランを放った。
1点を追う4回一死一、三塁で岡本和は鯉先発・森下の2球目136キロのフォークを逆方向の右翼席に叩き込んだ。「点を取られた後すぐに取り返せて良かったです」とニコリと笑った。
6日のヤクルト戦(神宮)から2戦ぶりの快音。先発・山崎伊が3回に味方の守備のミスから先制を許していた。今季4敗2分けと未勝利の敵地で嫌なムードが漂うなか、4番が大仕事をやってのけた。
さらに背番号25にとって右方向への本塁打は今季初。逆方向への当たりは主砲の調子のバロメーターとなっている。岡本和がいよいよ本塁打量産体制に入るか見ものだ。