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【日本ハム】清宮幸太郎 317日ぶり1号2ランも反省の弁「前半戦、全然力になれなかった」

東スポWEB 2024年7月9日 21時42分

待望の一発だ。日本ハム・清宮幸太郎内野手(24)が9日の西武戦(ベルーナ)で317日ぶりとなる今季1号をかっ飛ばした。

ダイヤモンドを一周してベンチに戻ると笑顔がはじけた。待ちに待った瞬間が訪れたのは延長10回に1点を勝ち越し、なおも二死二塁で迎えた第5打席だ。相手3番手・松本がカウント2―1から投じた4球目のカーブを完璧に捉え、高々と舞い上がった打球はバックスクリーンに消えた。これが昨年8月27日の西武戦(ベルーナ)以来となる本塁打。リードを3点に広げるダメ押し打となり、チームは4―1で勝利して連敗を4で止めた。

清宮は「ファンの皆さんの声援が最後ひと押し、僕の打球を押してくれたかなと思います」とはにかんだが、チームとしては78試合目に飛び出した一発。お立ち台で「本当、前半戦、全然力になれなかったので」と話したように極度の打撃不振に陥り、5月上旬に出場選手登録を抹消され、1か月以上も二軍生活を余儀なくされた。

ただ、シーズンはまだ終わっていない。清宮個人として「ここから暑い季節ですので、波に乗っていきたいと思います」と話し、チームとしても「まだまだ僕たち貪欲に戦っているので、勝って勝って勝ちまくりたいと思います」と宣言。時間はかかったが、逆襲はこれからだ。

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