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【阪神】近本光司 二死満塁で逆転サヨナラのポテンヒット「みんなが仕事をしたなと」

東スポWEB 2024年7月9日 23時57分

阪神・近本光司外野手(29)が9日のヤクルト戦(甲子園)で逆転サヨナラ安打を放った。

0―1の9回だった。一死から岡田監督が野口、渡辺、原口、坂本と4者連続代打と執念の采配。四球、安打、敵失で二死満塁のサヨナラ機をつかむと、近本に出番が回ってきた。

田口の2球目、130キロのスライダーを強引に引っ張ると打球は詰まりながら右前にポトリ。「頼む、落ちろ」の願いのままに2者生還で劇的幕切れとなった。

「流れだと思っていた。自分もその流れに思い切って乗れるかどうか。勝って良かった。2アウトからね。エラーもありましたけど、みんなが仕事をしたなと感じます」。近本自身、調子がいいわけではない。だが、土壇場ではシンプルに仲間のつくった雰囲気に乗っかった。

近本のサヨナラ打は昨季4月1日のDeNA戦(甲子園)以来。打率2割5分はらしくないが、得点圏打率は3割1分8厘という勝負強さをいかんなく発揮した。

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