Infoseek 楽天

【新日本】G1初出場の竹下幸之介が〝新時代の中心強奪〟を予告「IWGPのベルト必ず狙う」

東スポWEB 2024年7月10日 5時17分

新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」(20日、大阪で開幕)に初出場するKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=29、AEW&DDT)が、新時代の中心強奪を予告した。高校2年生だった2012年8月の衝撃デビューから12年。一昨年からは米国メジャー団体のAEWでも活躍し、ついに日本プロレス界最高峰リーグ戦に乗り込む男の野望とは――。

――G1には初出場

TAKESHITA(以下、竹下) 米国に来て3年目なんですけど、世界のプロレス全体で見た時に、少しずつ自分の認知度が上がってきている段階で。残りの押さえられてない層というのが、新日本プロレスのファンの人たちなのかなと。実際に肉体的にも精神的にもたぶん全盛期と言われる時期に近づいている感覚があって、タイミング的によかったなと。

――G1の印象

竹下 世界のプロレスにおいて一番アスリート性が求められるというか。肉体的にも精神的にもすり減っていくと思うし、全試合タイトルマッチ級の試合が求められるシチュエーションというか。これって僕が今までフィジカルを鍛え上げてきたもの、培ってきたものが最も出る1か月になるんじゃないかなと。

――Bブロックにエントリーされた

竹下 若い選手が多いのが印象で、新しい時代のG1クライマックスとすごく感じたんですよね。同世代だと辻(陽太)選手、成田(蓮)選手、上村(優也)選手、別ブロックの海野(翔太)選手も含め、同世代で比較されるんじゃないかなというのは客観的に見てあって。少なくともこの先10年のプロレス界はこの世代で盛り上げていくだろうから、圧倒的に先頭に立っているのが僕だというのを見せる機会になるんじゃないかなと。

――開幕戦(20日、大阪)で辻と激突

竹下 新日本プロレスも非常に勝負してきたなと。体格的にも似てるだろうし年齢的にも近い。日体大OBという共通点もあって。共通点が多いということは比べやすいと思うので、ハイリスクハイリターンな試合を組んでくれたなと。素晴らしい選手だと思いますし、楽しみにはしてるんですけど、約2年半一人で米国で戦い抜いてきた経験は、少なくとも同世代の日本人レスラーには誰にもないと思うので。自信も違うし、見てる世界が違うんでね。

――優勝すればIWGP世界ヘビー級王座も手に届くところに

竹下 やっぱり他の団体に上がるからにはそこのチャンピオンベルトは狙わないと意味がないと思うので。(ジョン)モクスリーとエリミネーターマッチではありましたけど、冠のつく試合をやった時からやっぱりIWGPの4文字はいいなって。長年日本でプロレスファンをやってきた男としてこれは無視できないなと思っちゃったので、IWGPの名前の付くベルトは必ず狙っていきたいですね。

――20代ラストイヤーで大きなチャンスを得た

竹下 ギリギリ間に合ったなっていうのがありますね。26になった時に焦りがあったんですよ。あれ、もう10年プロレスやってるけど、自分が思い描いていた未来予想図より遅れてるぞと思って米国に来たんですよね。20代はとにかく自分の価値を高めていって、一気に30代で勝負するというのは米国に渡る時に決めていたんです。

――AEWにはオカダ・カズチカら元新日本のレスラーが多数移籍した

竹下 運命的だなと思うんですよね。僕が米国に来る前から、竹下対オカダって夢のカードじゃないかって言われてきた部分もあって、完全に違う道を歩んできた中で、今となっては同じ団体に所属しているという。機が熟せば対オカダ・カズチカも実現するだろうし、今よりももっと注目度が上がって、世界のプロレスファンに届くカードにしたいなというのがありますね。

――そのためにもG1で結果を残すと

竹下 今年のG1が「決めろ最強」ってキャッチコピーと聞いて、なら僕にふさわしいんじゃないかと。決めろ最強? そんなん見たら分かるやろって。AEWでも僕たち世代の選手が先頭に立ってやっているので、今は本当に時代の転換期を迎えていると思います。その中で誰が先頭に立っているのか…僕が証明しますよ。

この記事の関連ニュース