元乃木坂４６の山崎怜奈（２７）が周囲からの〝政治家転身説〟に困惑しているという。
山崎は東京都知事選投開票日だった７日夜放送のフジテレビ系「Ｍｒ．サンデー」都知事選特番に出演。次点だった前広島・安芸高田市長の石丸伸二氏（４１）に質問したが、「大変申し訳ないんですが、前提のくだりが全く正しくないと感じました」などとバッサリ斬られた。山崎は「教えていただけますか。すみません、不勉強で」と詫びた。一連のやり取りはＳＮＳで大きな話題になった。
当の山崎は翌８日、自身のＸ（旧ツイッター）に「あー怖かった、でも楽しかった、色々若くてすみません…今後とも精進しますので多めに見てもらえますと幸いです」（原文ママ）などとつづった。
ＳＮＳでは山崎の質問レベル、石丸氏の苦笑いなど挑発的とも受け取れる態度の双方に厳しい声が寄せられている。都知事選２日後の９日も、前兵庫・明石市長の泉房穂氏や実業家のひろゆき氏がＸで、山崎と石丸氏のやり取りに触れ、注目の高さをうかがわせた。
山崎は２０１３年に乃木坂４６の２期生として加入。１６年に慶応大に入学（２０年に卒業）した才女だ。芸能界随一の〝歴女〟でもある。これまで多くのクイズ番組や情報番組に出演。コメンテーターとして出演する機会が増えたが、石丸氏とのやり取りの反響はすさまじいものがあったようだ。
「周囲から『大丈夫？』『大変だったね』と心配する連絡がたくさんきたり、都知事選特番の話題を振られたりしている。政治にうとい同年代の知人からは『政治家になるの？』と聞かれ、困惑しているそうだ」（芸能プロ関係者）
乃木坂４６在籍時には歴史以外にも、政治や社会問題などを勉強してきた〝マジメ系アイドル〟だった。官公庁のイベントにオファーされることも多かった。
「グループ在籍時から番組で披露してきた誠実な仕事ぶりに、共演者から『政治家になるべき』とすすめられ、永田町では出馬を模索する動きもあった。身近なスタッフからは『いつか政治家になるの？』と聞かれたほどだった」（同）
グループに在籍した９年間で選抜入りは一度も果たせず、アイドルとして恵まれていたわけではなかった。それでも２２年７月にグループを卒業後、インテリ系タレントとして開花。今回の騒動でさらに注目度が増しそうだ。