レッドソックスは9日(日本時間10日)に上沢直之投手(30)をメジャー出場の前提となる40人枠から外す措置(DFA)をとったと発表した。事実上の戦力外通告だ。
上沢は日本ハムからポスティングシステムで今年1月にレイズとマイナー契約し、メジャーのキャンプに招待選手として参加。3月27日(同28日)にレッドソックスに金銭トレードで移籍した。
5月2日(同3日)のジャイアンツ戦に救援でメジャー初登板し、3日(同4日)のツインズ戦も救援でマウンドに上がった。しかし、2登板のみで8日(同9日)に傘下3Aウースターに降格。6月から中継ぎで起用されたが、制球が定まらず5試合連続で失点するなど、苦しい投球が続いていた。
メジャー2試合で0勝0敗、防御率2・25。マイナー3Aでは13試合(先発6試合)に登板して3勝3敗、防御率6・54だった。
今後は原則ウエーバーにかけられ、トレード、FA、マイナー残留などを選択することになる。