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モーリー・ロバートソン氏 未来の働き方推進フォーラムで講演「その気があれば今日からでも…」

東スポWEB 2024年7月10日 17時0分

国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏(61)が10日、都内で行われた第1回「未来の働き方推進フォーラム」に登壇した。

東京都は、多様な生き方を推進するとともに、テクノロジーを活用した生産性の高い未来の働き方の機運醸成を図るため、「東京の未来の働き方推進事業」を今年度から新たに実施している。この日はモーリー氏による講演が行われた。

モーリー氏は、はじめに「多様な働き方が求められる時代は来ている。それはなぜなのかというと、生き残っていくためだと思います」と切り出し、「デジタルで海外に依存している。それに匹敵する技術革新を作り出していく〝ブレーン〟を日本の中で育てていかないと。AIとデジタルにおいて、原油と同様に不利な立場である」と日本のデジタルイノベーションについて意見を述べた。

また、ジェンダーや海外から見た日本の現状にも言及。その上で「これからキャリアを作っていこうという人は、国際情勢は知っておいた方がいいですよ。想像力を持つということが大事」とアドバイスした。

最後には「なるべく早めに擦り傷や切り傷を自分で治せるように、若いうちから冒険を重ねて、失敗する回数を増やしていった方がいい」と語り「一人ひとり、その気があれば今日からでも自分の生き方や働き方に変革をもたらすことができる。『私はどうしたいのか』、これを改めて自問自答する時が来ている」と聴衆に訴えかけた。

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