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国民・玉木雄一郎代表 原発の重要性を力説「人と技術は天下一品」「デジタル社会を支える基盤」

東スポWEB 2024年7月10日 19時40分

国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が10日、TOKYO FM「馬渕・渡辺のビジトピ!」収録に臨んだ。パーソナリティを務める経済アナリスト・馬渕磨理子氏、消費経済アナリスト・渡辺広明氏からの質問に答えた。

過去最多56人が立候補した東京都知事選は小池百合子氏が順当に3選を果たした一方、ほぼ全裸の選挙ポスターなど〝カオスな選挙戦〟が悪目立ちした。馬渕氏が「選挙がハックされた状態については?」と玉木氏に見解を問うと、「小池都知事とも話しましたけど…」と前置きした上でこう語った。

「基本的にはできるだけ自由にやったほうがいいと思う。みなさんの良識で淘汰していったらいい。(問題を起こす候補者は)メディアが報じることを狙っている。動画にあげると視聴回数があがって、収益化できる。そこをなんとかするのが本質的な解決策ではないかと。プラットフォーマー、SNSに自主的にやってもらってネット時代の選挙のあり方、副作用のところですね、そこは何らかのルールが必要かなと思います」(玉木氏)

渡辺氏が「メディアは一般的なところ(=庶民の感覚)を報道しない」と苦言を呈すと、玉木氏は「われわれ中道は(ネット上で)一番受けないんですよ。真ん中の人(=サイレントマジョリティー)は声をあげないので、そこが多くの民意であることを忘れてしまうので、その流れには抗いたいですね。何気ないしあわせを後押しできる政治が必要だと思います」と力を込めた。

「日本経済のストロングポイントはどんなところがありそうですか?」という馬渕氏の質問には「まだまだ技術でも頑張れると思っていて、ウェブ3.0もNFTもいけると思います。こんだけ歴史とコンテンツにあふれた国はない」と即答。

エネルギー政策の重要性についても触れ、玉木氏は「あんまり知られてないんですけど日本の原子力発電の人と技術って民主主義国家の中では天下一品なんですよ」と切り出した。

「2017年以降、世界で32基の原発が作られそのうち27がロシアと中国。米国と英国はもう国内のサプライチャンバーを喪失してしまっているので、自国だけで原発を維持できない。(原発の開発と維持をできるのは)日本だけなんですよ。これを生かさない手はないと思っていて、これからデータセンターとかの消費電力が増えますから安くて安定的な電力供給をどうするか。もちろん原発自体にいろんな意見がありますが、新しい技術でより安全なものを徹底していく。そうすればデジタル社会を支える基盤を日本がしっかり提供できる」

番組ではこのほかにも選挙制度改革から玉木氏の愛する讃岐うどんまで幅広い話題で3人がさかんにトーク。「馬渕・渡辺のビジトピ!」は7月14日(日)午前6時から放送される。またロングバージョンがTOKYO FMが運営する音声サービスAuDeeで配信する。

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