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古市憲寿氏〝因縁〟の石丸伸二氏に「支持者とだけ交流して、それをYouTubeなどで流せばいい」

東スポWEB 2024年7月10日 22時10分

社会学者の古市憲寿氏が10日、自身の「X」を更新。都知事選特番での前広島県安芸高田市市長の石丸伸二氏とのやり取りについて言及した。

古市氏は「僕が一番関心を持ったのは、石丸さんが何をしたい人なのかということです」と主張。続けて「やりたいことが具体的な人の場合、行政と立法が混じるってことは、あんまりないんですよね。あるとしたら、何でもいいから政治家になりたい場合。どこでもいいから選挙で勝てばいいと考えている場合。(それは他の候補者にも言えます)。あれ、それって石丸さんの定義した『政治屋』そのものじゃないの? 僕は安芸高田市民ではないので批判する立場にはありませんが、市長は途中で辞めてるし」と持論を展開。

石丸氏に質問を繰り返した理由についても「だから、石丸さんの批判する『政治屋』と、石丸さん自身がどう違うのかを何度も聞いたんです。そこを聞けば、具体的な話になると思ったからです。でもならなかった。こっちとしては不思議でした」と説明した。

「今回のやりとりのように『答えない』という戦略があってもいいと思います」と理解を示しつつも「だとしたら、選挙特番などの番組自体に出ない方がよかったと思うんですよね」とばっさり。「石丸さんって、YouTubeやTikTokなど、自分が主役になれて、演出もできるメディアを中心に人気を集めてきた人ですよね。いい部分だけを見せてきた。これは別にネット特有の現象ではなく、昔からある一流俳優さんのブランディングと近いです」と指摘した。「そういう戦略でやってきたんだったら、『私を応援してくれた方にまず感謝をしたいんです』と言って、開票が始まってからは、支持者とだけ交流して、それをYouTubeなどで流せばいい。その切り抜き動画の拡散と、『2位』という結果で、さらに人気が出たと思います。一流俳優戦略を貫けばよかったのに、惜しいことをした、と他人事ながら勝手に残念がっています」と述べた。

最後に「論破とか攻撃ではない、新しいコミュニケーションがもっと政治の世界にも増えていけばいいと願っています。(お前が言うなって言われそう。山崎怜奈ちゃんとかが言った方が説得力あるかも)何にせよ民主主義は風前の灯火かも」と結んだ。

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