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【巨人】井上温大がリベンジならずも手応え「雨をポジティブなものにできれば」

東スポWEB 2024年7月10日 22時20分

高卒5年目左腕のリベンジとはならなかった。巨人・井上温大投手(23)が10日に行われた広島戦(マツダ)に先発したが、4回表に雨が激しくなり中断。約30分後、無念のノーゲームとなり、敵地マツダスタジアムで勝ち星を挙げることはできなかった。

井上は今季初先発した4月20日の広島戦(マツダ)で4回5安打4失点KO。チームは2―6で敗れ、今季2敗目を喫していた。それだけに試合前は「先制点を取られないことが一番自分の勝ちにもつながりますし、チームが勝てる確率が高くなると思うのでしっかり投げていきたいと思います」と意気込んでいた。

しかし、雨脚が強くなった1点リードの3回だ。一死から秋山の中前打、続く野間の右前打で一死二、三塁とピンチを背負うと、上本の犠飛で同点に追いつかれた。その後、雨天ノーゲームとなった。

井上は「雨が降って嫌だなとか、マイナスなことを考えないようにした。逆にもっと降れば相手も嫌ですし、自分さえ雨をポジティブなものにできれば、いい試合を作れるというのを杉内(投手チーフコーチ)さんに言われたんですけど、それを心掛けてマウンドで投げていました」。まさに〝雨ニモマケズ理論〟で試合に臨んでいたことを明かした。

降雨のせいで敵地でリベンジを果たせず、4勝目はお預けとなったが、次回登板で成長した姿を見せるつもりだ。

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