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【ソフトバンク】東浜巨の2回交代は小久保監督の判断「球を見て切った」 和田毅に続き二軍再調整

東スポWEB 2024年7月10日 22時36分

パ・リーグ首位のソフトバンクは10日の3位オリックス戦(京セラ)に3―4の逆転サヨナラ負けを喫して2連敗となった。8回に栗原の8号ソロで一時勝ち越しに成功したが、9回にオスナに代わって抑えを務める松本裕が無死満塁のピンチを背負い、押し出し死球と犠飛を許して勝利目前で白星を逃した。

序盤から起伏の激しいゲームだった。ソフトバンクの先発・東浜巨投手(34)が自己最短タイの2回40球で降板。小久保監督は「球を見て、あそこで切った」と実績ある右腕の交代を監督判断で決めた。

試合後、倉野チーフ投手コーチは東浜について「期待して送り出したんですが、その状態ではなかった」と語った上で、本人に二軍再調整を通達したことを明かした。この日、東浜の後を受けて2番手で3イニングを無失点に封じた大山が代わって先発枠入りする。

12球団屈指の先発ローテーションを誇るソフトバンク。球界のレジェンド左腕・和田も結果が振るわず、現在は期限を設けない二軍再調整となっている。実績や期待値を排除した結果重視の激しいローテ争い。開幕から78試合、ここまで先発は力のある8人で回してきた。大山で9人目。東浜の2回交代、即の二軍再調整通達は、改めて一貫した方針を内外に強調した形となった。

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