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【オリックス】サヨナラ犠飛の頓宮裕真がお立ち台でまさかの〝ユウマ違い〟「宗佑磨選手です」に球場ザワザワ

東スポWEB 2024年7月10日 22時50分

オリックスが5連勝で4月29日以来の勝率5割に復帰した。10日のソフトバンク戦(京セラ)は宮城が7回2失点で降板。同点で迎えた8回に古田島が栗原に痛恨の勝ち越し弾を許すが、9回にドラマが待っていた。

無死満塁と松本を追い込むと宗の死球で押し出しの同点。押せ押せムードの中、続く頓宮の右犠飛で劇的サヨナラ勝利を呼び込み、ナインがグラウンドで喜びを爆発させた。首位ソフトバンクに連勝し、7月負けなしの5連勝。ついに借金完済にこぎつけた。

大歓声に迎えられ、お立ち台に頓宮と勝利投手の吉田が上がったが、ここで〝ハプニング〟が起きた。女性インタビュアーが「放送席、放送席、今シーズン5度目のサヨナラ。ヒーロー2人に来てもらいました。吉田輝星選手と、宗佑磨選手です!」。場内がざわつき、吉田は爆笑し、隣の頓宮は宗を探して? キョロキョロ…。一拍置いてインタビュアーが「大変失礼しました。頓宮裕真選手です! 失礼しました」と訂正すると、頓宮は両手を上げて声援にこたえ、場内は温かい拍手に包まれた。

9回を3人で抑え、2勝目を上げた吉田が「今年からこのチームに来て強いオリックスの雰囲気を感じている。もっと応援してもらえる投手になりたい。リリーフでケガしている人も多いのでみんなでつないでいきたい」と話せば、頓宮は「いい流れだったので勝つことができた。サードランナーの森さん、ナイスランです。雰囲気がとてもいいのでその流れに僕も乗っていきたい。最高でした」と話し、お決まりの「ホイサー!」を叫んで盛り上げた。

まさかの〝ユウマ違い〟となったが、球団関係者は「これは初めてのこと。会ったらイジってあげたい」と笑顔だった。

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