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【オリックス】宮城大弥にMLBスカウトが熱視線 今永昇太の活躍〝追い風〟「同じくらいの評価」

東スポWEB 2024年7月11日 5時2分

オリックスの左腕エース・宮城大弥投手(22)がメジャーの注目を集め始めている。10日のソフトバンク戦(京セラ)は数球団のMLBスカウトが見守る中、最速150キロの直球にスライダーを織り交ぜて7回を8安打2失点。白星こそつかなかったが、9回の逆転サヨナラ劇を呼び込む粘投となった。

緩急をつけた投球術で3年連続の2桁勝利をマーク。山本由伸(ドジャース)が不在となった後、大黒柱となった今季は左大胸筋損傷による離脱もあって3勝4敗と黒星が先行するものの、防御率1・66と抜群の安定感を誇っており「毎年成長しているし、内容的には今季が一番いい」とチーム内の評価は高い。

そんな宮城をMLBスカウトらは「試合をつくれるのが彼の魅力。もっともっと球速を上げていかないといけないが、いい投手なのは間違いない」「7番目の先発候補にはなってくる。将来的なことを考えてしっかり見ておかないといけない」と熱視線を送る。

宮城にはカブス・今永の活躍が〝追い風〟になっている。同じ左腕で小柄ながら勝利を重ねる今永のおかげで「今永はカブスにとっていい買い物になったし、宮城も最初は同じくらいの評価になるはず。〝控え先発〟という見方をしている」(MLB関係者)と評価し、オリックス関係者も「体のサイズが小さくても通用することが証明された。宮城もこれからもっと注目されることになるんじゃないか」と予想する。

プロ5年目で実績を重ね、WBCも経験した左腕が、MLBにも強い印象を与える存在となっている。

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