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【天皇杯】筑波大イレブンが語った〝町田騒動〟の本音「ケガさせようと思ってやっているわけじゃない」

東スポWEB 2024年7月11日 5時3分

学生たちの〝本音〟とは? サッカー天皇杯3回戦が10日に行われ、2回戦でJ1町田を破った筑波大はJ1柏戦(三協F柏)で延長戦の末に1―2と敗れた。筑波大は先制を許すも後半35分にオウンゴールで同点に追いつく。執念で延長戦に持ち込んだが、最後は延長前半10分にパリ五輪代表FW細谷真大にCKからヘッドで決められて万事休す。J1勢の底力に屈した。

6月12日に行われた2回戦の町田戦では、町田側に負傷者が続出したことで黒田剛監督が異例の苦言を呈すなど大騒動に発展。筑波大の選手は誹謗中傷まで受けるなど波紋が広がっていた。

この日の試合後、筑波大の小井土正亮監督は「前回の試合の後に、いろんな報道などで選手たちのメンタリティーも危惧するところがあった」と明かす。それでも「学生たち自身がタフだったし、動じない様子があったので特別することはなかった」と選手たちの精神面の強さをたたえた。

町田戦後の影響について、大岩ジャパンでも常連だったエースFW内野航太郎(2年)は「小井土監督からは『そこの問題は自分がなんとかするから、選手たちは気にせずプレーに集中してくれ』と声かけをしてくれた。自分たちは監督のいろんな配慮があって感謝している」と指揮官のゲキが効果的だったと強調した。

その上で「別にケガさせようと思ってやっているわけじゃない」と本音を吐露。この日は「フェアな範囲で、ちゃんと球際にいくことはやっていた」と気持ちを切り替えてプレーしたという。

筑波大イレブンは〝町田騒動〟を乗り越え、胸を張って大会を去る。

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