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中嶋勝彦が諏訪魔に「果たし状」3冠とUWFベルトの統一〝4冠戦〟を要求

東スポWEB 2024年7月11日 6時11分

やれんのか。LIDET UWF世界王者の〝××スタイル〟こと中嶋勝彦(36)が、全日本プロレスの〝暴走男〟諏訪魔(47)に「果たし状」を叩きつけた。1日に同王座戴冠後、中嶋は挑戦者にまさかの諏訪魔を指名。しかしリアクションは、本紙での「何それ?」のひと言で、無関心を装われた。古風な手法で再アピールに出た王者。事態はどう動くのか――。

GLEAT1日の東京ドームシティホール大会で初参戦した中嶋は、伊藤貴則との「LIDET UWF世界王座決定戦」を制し、いきなり第3代王者となることに成功した。試合後にはリング上で伊藤、エル・リンダマン、田中稔と1vs3でのタイトル戦をぶち上げ。さらにコメントスペースでは全日本の3冠ヘビー級王者時代に防衛戦を希望するも実現しなかった諏訪魔を挑戦者に指名し、波紋を呼んだ。

だが、対する諏訪魔の反応はお寒いものだった。指名について本紙に問われると「何それ?」のひと言で片付けたのだ。これを受けて中嶋は、本紙に【×× STYLE 果たし状】と題した文書を送りつけてきた。冒頭、諏訪魔の「何それ?」発言に「それはUWFベルトに対してか? 俺の逆指名に対してか? 全く聞いていない話ならそうなるか」と理解を示す。その上で13日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で3冠ヘビー級王者・安齊勇馬に挑戦する諏訪魔に「3冠を取ったらUWFベルトとの統一戦を希望する」と〝4冠戦〟を要求。一方で諏訪魔が3冠を奪取できなかった場合も「取れなきゃ丸腰…きっと動きやすいだろう。お互い20周年、俺はUWFのチャンピオンとしてまた諏訪魔を逆指名する」と強調した。

逆指名ではなく指名ではないのか…という疑問も浮かぶが、中嶋は止まらない。「全日本の頃は体調不良ですっとぼけて3冠王者の俺から裏舞台で逃げ回っていたが。今回はバックドロップ10連発の強い諏訪魔なんだろ。絶好調じゃないか、好都合だ」などと挑発。かと思えば「俺は最初から認めてる。諏訪魔、あなたがザ・全日本プロレスの象徴だと。俺は他の全日本のトップどころは倒してきた事実と結果があるから俺とやる意味も十分あるだろう」と今回を〝現役最後の3冠挑戦〟としたベテランへの敬意ものぞかせて対戦を熱望した。

また果たし状の最後には13日の大阪大会に花束とUWFのベルトを持って訪問するつもりだったが福田剛紀社長に断られたと明かし「AJPW.TVに加入してしっかりと諏訪魔が3冠ベルトを巻くところを生配信で拝見させてもらう」と、配信サービス「全日本プロレスTV」で自宅観戦すると表明。「良い返答を待っている」と締めくくった。相変わらずの調子だが、諏訪魔とその陣営はどんな反応を示すか。そしてなぜ、この界隈の人たちは本紙を伝言板代わりに使う傾向にあるのだろうか…。

果たし状全文は以下。

【XX STYLE 果たし状】
全日本プロレス 諏訪魔 様

東スポのインタビューを読みました。

「何それ」か… それはUWFベルトに対してか? 俺の逆指名に対してか? 全く聞いていない話ならそうなるか。

それなら改めて東スポを通して届くように公開しよう。7月13日 全日本プロレス大阪大会 諏訪魔が三冠を取ったらUWFベルトとの統一戦を希望する。

三冠を取れなきゃ丸腰…きっと動きやすいだろう。お互い20周年、俺はUWFのチャンピオンとしてまた諏訪魔を逆指名する。これで2度目。全日本の頃は体調不良ですっとぼけて三冠チャンピオンの俺から裏舞台で逃げ回っていたが。今回はバックドロップ10連発の強い諏訪魔なんだろ。絶好調じゃないか、好都合だ。

LIDET UWF世界チャンピオン XX STYLEの中嶋勝彦の逆指名を断る理由はないだろ。

それとも全日本がUWFよりはるかに下と認めてしまうか? 女子のチャレンジばかり受けてないで… 俺は最初から認めてる。諏訪魔、あなたがザ・全日本プロレスの象徴だと。俺は他の全日本のトップどころは倒してきた事実と結果があるから俺とやる意味も十分あるだろう。ベルトがあろうがなかろうが、20年目の大一番、全プロレスファンに見せてやりたい。

13日大阪、幸運を祈ってる。実は…花束とUWFのベルト持って大阪に行くつもりだったが福田社長に丁重に断られた。気になって勝敗に左右したら俺たちの対戦どころじゃなくなるから今回はAJPW.TVに加入してしっかりと諏訪魔が三冠ベルトを巻くところを生配信で拝見させてもらう事にする。大阪で勝っても負けても俺と諏訪魔との決闘は幅広いファンに届くことだろう。良い返答を待っている。

LIDET UWF世界チャンピオン XX STYLE 中嶋勝彦

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