音楽ツウ芸人・小籔千豊（５０）と元ＮＭＢ４８の山本彩（３０）が、完全アマチュアの音楽パフォーマー向けオーディション大会「アポロ アマチュアナイト ジャパン ２４―２５」のメインアンバサダーに就任。都内で１１日、開催発表会見に出席した。
米ニューヨークのアポロ劇場で１９３４年以来、アマ歌手やダンサーらが出演する週１イベントが「アマチュアナイト」。これまでダイアナ・ロスやマイケル・ジャクソンら多くの大スターを輩出してきた。今大会は、吉本興業が同劇場の独占ライセンスを得て、本家のフォーマットに基づいた形で実施する。
山本はオーディションのホロ苦い思い出を明かした。
「多分３０とか４０とかはオーディション受けまして、ずっと落ち続けてたので、落ち慣れてたりもして、〝何やってもダメだなぁ〟と思って、まぁ最後に多分…というかおそらくダメだけど〝まぁ、勢いで受けてみるか〟と思って受けたのがＮＭＢ４８のオーディションで、そこで受かったので、そこであきらめて受けさえしてなかったらホントに今ないと思うので、〝受けるだけでも（人生が）変わることがあるんだな〟と思ってすごい感慨深いですね」
出場者の評価は、歓声やブーイングなど観客の大きさで決まるのだが、「日本の方は多分ブーイングしないんじゃないかな」と小藪は心配する。
「ま、この大会に限っては公平な目で見ていただいて、ブーイングすんのはしていただきたいと思いますし なんか、何もトゲトゲしいから他の人全員ブーイングしてるとか、そういうのはやめていただいて、ホントに愛のあるブーイング、なかなかないと思いますがその分、日本人の特性として歓声とか拍手とかは、いっぱいしてもらえたらなと思います」
予選は動画審査などを経て今年中に東京と大阪で行い、決勝は来年２月に大阪で。優勝者には賞金１万ドルと、本家アマチュアナイトへのゲスト出演権が贈られる。出場者に実力派がいたら、メジャーデビューや海外進出の道も。吉本とユニバーサルミュージックが全面バックアップするという。パフォ動画のエントリー締め切りは８月３１日。