西武は11日、球団OBのオレステス・デストラーデ氏(62)がスペシャルアドバイザーに就任したと発表した。
キューバ出身のデストラーデ氏は89~92年、95年の計5年間、西武でプレー。秋山幸二氏、清原和博氏とクリーンアップを組みスイッチヒッターとして本塁打王3度、打点王2度、ベストナイン3度を受賞し1990年の日本シリーズMVPに輝くなど西武の黄金時代を支えた。
今回のアドバイザー就任は中南米出身のアギラー、コルデロ、育成のガルシアといった外国人野手のサポートにあたる。
デストラーデ氏は「このたびライオンズのスペシャルアドバイザーに就任しました。またライオンズファンの皆さんと会えると思うと、とても楽しみです。ライオンズは今、私と同じく中南米出身の外国人選手が多いので、彼らを生活面も含めてしっかりとサポートして、大好きなライオンズの力になれるように尽くします」と球団を通じてコメントを出した。