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ヘンリー王子が新たな違法行為を暴露か…英メディアの電話盗聴に関するドキュメンタリーに出演

東スポWEB 2024年7月11日 15時29分

ヘンリー王子が、電話盗聴に関する英ITVの新ドキュメンタリーに出演することが分かった。英紙エクスプレスが10日に報じた。

ヘンリー王子は「タブロイド裁判」と題された番組で王室記者のべッカ・バリー氏と対談し「英国のタブロイド紙の違法行為」を暴露するという。同様の裁判を起こしている俳優のヒュー・グラント、歌手のシャーロット・チャーチも出演する。

ヘンリー王子は、妻のメーガン妃とともに2020年に王室の上級メンバーとしての立場を退くずっと前から英国メディアと対立。ここ数年間でも英メディアと合計6件の訴訟を起こしている。

現在は複数の新聞社と4つの訴訟で争っており、電話盗聴による情報収集については、サン紙を発行するニュース・グループ・ニュースペーパーズ(NGN)、デーリー・メール紙を発行するアソシエイテッド・ニュースペーパーズ・リミテッド社を相手に名誉毀損の訴訟を起こしている。

またミラー紙の発行元MGMリミテッド社に対しても電話盗聴についての訴訟を行い、昨年には同社が18万ドル(約2900万円)の賠償金を支払うことを裁判所が命じている。

ヘンリー王子は昨年のMGMとの訴訟における高等法院での証人陳述書で「私の考えでは、ジャーナリズムという職業を守るためには、ジャーナリストは、報道機関の特権や権力を盗んだり乗っ取ったりして、私利私欲や目的のために違法な手段を使ったメディア関係者を摘発する必要がある。この違法行為が明らかにされる必要があると感じています。なぜなら、私が個人的に経験してきたのと同じことを、他の誰にも経験してほしくないからです」と主張している。

番組は25日にITV1で放送される。英メディアとの確執の新たな事実が暴露されそうだ。

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