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松本人志の代理人 告発女性への出廷妨害否定も行動確認は認める「松本さんは『お願いします』と」

東スポWEB 2024年7月11日 20時1分

お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が原告となり、週刊文春発行元の文芸春秋などを相手取った損害賠償訴訟で、松本の代理人を務める田代政弘弁護士が11日、都内で報道陣の取材に応じた。

週刊文春は昨年12月、松本から性的行為の強要があったと主張するA子さんの証言を報道。すると、翌年1月に松本が名誉を毀損されたとして文芸春秋などを訴え、両者は現在係争中だ。

すると、10日配信の週刊文春電子版および11日発売の週刊文春では「松本人志5・5億円裁判 A子さん出廷妨害工作を告発する!」というタイトルの記事を掲載。それによると、松本側がA子さんと親交のあるX氏に接触したり、金銭提供を持ちかけたり、探偵を使ってA子さんの身辺調査を行うなど出廷妨害工作を行っているとしている。

田代弁護士は10日に出廷妨害工作をしていないとする声明文を発表したが、この日改めて取材対応した格好だ。

まずX氏に接触し、A子さんの出廷を取りやめるよう説得してほしいと持ちかけたことについて同弁護士は「A子さんが誰なのかわからない時期なんだから、出廷させないようにする段階じゃない。脅迫したとか、そういう趣旨はありません」と否定した。

また、金銭提供を持ちかけ、出廷しないように説得したとする点も否定。「そのような考えを持ち合わせていない」と主張した。

さらに記事では、松本側が調査会社を使い、A子さんの行動確認を行っていることを伝えている。同弁護士によると、6月に2度、匿名の投書が届き、その書面にはA子さんの密会に関する情報が、具体的な日時や場所と共に記載されていたという。

「こういう情報があって『調査会社に調べさせたらいいと思うんですけど、どうですか?』と聞いたら、松本さんは『お願いします』ということですね」と明かし、松本了承で行ったことは認めた。

なお、松本からは「記事は事実に反すること。粛々とマスコミ対応してほしいと言われた」としている。

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