イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドが〝オランダトリオ〟で復活をもくろんでいる。
英紙「サン」によると、オランダ人のエリック・テンハグ監督が残留したマンUは、イタリア1部ボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)を移籍金4000万ユーロ(約68億8000万円)で獲得することで合意。さらにドイツ1部バイエルン・ミュンヘンに所属するオランダ代表DFマタイス・デリフト(24)も移籍金5000万ユーロ(約86億円)で加入が濃厚という。
さらにマンUは昨季ドイツ1部ライプチヒにレンタル移籍していたフランス1部パリ・サンジェルマンのオランダ代表MFシャビ・シモンズ(21)の獲得に乗り出しており、同紙は「電撃移籍」と伝えている。ドイツで開催中の欧州選手権でオランダのベスト4入りに貢献した新星で、移籍金は8200万ユーロ(約141億円)になる見込みだ。
〝オランダトリオ〟の移籍金の合計1億7200万ユーロ(約295億8000万円)となるが、昨季チームワーストの8位に低迷したチームの再建に向けて出費も覚悟の上とみられており、これから本格化する夏の移籍市場で大きな注目を集めそうだ。