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北村晴男弁護士 石丸伸二氏の〝気質〟を分析「疑問を持つといちいち口にする」

東スポWEB 2024年7月12日 11時58分

弁護士の北村晴男氏が、前安芸高田市長の石丸伸二氏の言動を独自の視点で分析した。

12日までに自身のユーチューブチャンネルを更新。石丸氏は7日投開票の東京都知事選で小池百合子氏に次ぐ2位に躍進。他方で開票後に出演した選挙特番では、インタビュアーと話がかみ合わない様子がたびたび映し出された。

北村氏は物事に対してズバリと言う姿勢を評価しつつも「政治家はダメなものに対してダメと言うだけでなく、根回しをして粘り強く変えていく努力が必要。大変な労力がかかるが、私がみるに政治家というのはそういう粘りで、最終的にはメディアをも味方につけてしまうような粘り腰が必要なんじゃないかなと思う」と私見を述べた。

石丸氏の話術はネット上で「石丸構文」と揶揄される。

北村氏は「質問が重複したり、論理が破綻していると思ったり、同じことを何度も答えることに疑問を持つと、それをいちいち口にして前に進まない」と石丸氏の気質を分析。続けて「質問者の意図を瞬時に理解して、本当に聞きたいことに対して丁寧に答えていくことが、政治家には求められているのかなと思う。言葉尻をとらえて、細かいやり取りを続けて、何の意味もないやり取りだけで時間切れになってしまう」と、選挙特番で目にした光景を振り返った。

その上で「例え疑問に思ったとしても、大きな視点で物事を見て、本質に向かって答えていく。相手に理解してもらう、相手に納得してもらうという視点が若干欠けているのかな」と印象を語った。

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