Infoseek 楽天

【卓球】平野美宇 パリ五輪メダルのカギは〝心技体〟のコンプリート「全部を出し切りたい」

東スポWEB 2024年7月12日 16時23分

卓球女子の平野美宇(木下グループ)が大一番に挑む上での〝ポイント〟を明かした。

先月に左ヒザに違和感を抱いたというが、現在は復調。12日にパリ五輪男女日本代表が練習を公開した際には、左ヒザにサポーターを巻いた状態ながらも、機敏な動きでメニューを消化した。練習後には「ヒザがだいぶ良くなってきた。五輪に向けていいコンディションで臨めるかなと思う」と万全ぶりをアピールした。

先月はWTTスターコンテンダー・リュブリャナ大会後の試合を回避。それでも、パリ五輪シングルスの第8シードを確保した。「(残りの試合に)行かないという選択をして、結果的にヒザも良くなってきた。他の選手のおかげではあるけど、8シードも獲得することができて、結構風向きがいいかなと思っている」と笑みを浮かべた。

パリ五輪は前回の東京五輪に続く2度目の大舞台。表彰台を見据えるにあたり「今は技術だけでは勝てるような選手が1人もいない。試合中の戦術などの能力が本当に大切だと思っている。戦術、勇気、心理面でも全部そろった選手がメダルを獲得したり、優勝したりとかすると思う。全部がそろって、その時良かったからメダルが取れるというふうに思う」と展望を語った。

開幕まで残された時間は約2週間。平野は「常に今の自分では足りないと思うから頑張れる。もっともっと必ずできるところまで気持ちも調子も全部つくって、本当に悔いのないように、全部を出し切りたい」と最後まで己を磨き上げる構えだ。

この記事の関連ニュース