卓球女子の張本美和(木下グループ)は〝ハードスケジュール〟も問題なしだ。
今春から通信制の星槎国際高横浜に入学し、時間に余裕がある際には通学することもある。ただ、パリ五輪前は海外ツアーなどで多忙な日々を過ごしているため、12日の取材では「中学校よりは高校の方がスケジュールが詰め詰めだったかな」と苦笑いを浮かべた。
現在はパリ五輪まで約2週間となり、より卓球が中心とした生活を送る。それでも「特にキツいことはない。普段から遊んだことはないので(笑い)。別に遊ばないから、リフレッシュがないなとかそういうのはあんまり感じない。五輪に向けて卓球に打ち込めていいなという感じ」と前を向いている。
パリ五輪代表に決定後も、海外ツアーへ積極的に参画。「連戦が多いとトレーニングとかがあまりできなかったりするので、久しぶりにやると筋肉痛が少し練習や試合に響いてしまう。ちょっと動きにくい時はあったが、トレーニングはケガ予防ですごい大事」と計画的に練習に励んでおり、体力面についても「基本は大体寝たら元気になる」と頼もしい言葉を残した。
この日はパリ五輪男女日本代表が都内で練習を公開。団要員で挑む初の大舞台に向けて「焦りとかはなく、1日1日を大切に過ごしている。一番の目標は五輪で金メダルを取ること」と決意を述べた。