俳優・三浦貴大（３８）が１２日、都内で「第１４回 衛星放送協会 オリジナル番組アワード」授賞式にゲストとして登壇した。
同アワードでは、一般社団法人衛星放送協会が、会員社が制作した優れた番組、話題性のある編成企画などを表彰。
番組部門ドラマ最優秀賞を受賞したドラマ「東京貧困女子。―貧困なんて他人事だと思ってた―」（ＷＯＷＯＷプライム）で、三浦は貧困女性を取材する風俗ライター・﨑田祐二を演じた。
三浦は「役者として役を演じることに一生懸命で、いっぱいいっぱいで…。役のことしか考えていない状態でした。この作品がこういう賞をいただけて幸せな気持ちです」と話した。
原作は、東洋経済オンラインで１億５０００万ＰＶを突破した連載。「自分自身気づいていなかったところがあるなと。これだけの貧困というテーマが、日本ではなく遠い国のような気がしましたけど、潜んでいるわけではなく、身近にあると気づかされた脚本でした」と語った。
同ドラマでは、女優・趣里と共演。「何度か共演の経験もありまして、非常に素敵な役者さんで。いろんなことを相談しながら芝居ができたというのがやりやすかったところ」と撮影を振り返り、「けっこう趣里さんに頼り切っていた部分もあるのかなと思います」と述べた。