Infoseek 楽天

【日本ハム】新庄監督「残念でしたけど、いい戦い」 4時間37分の激闘に惜敗&5位転落も〝手応え〟

東スポWEB 2024年7月13日 0時15分

日本ハムは12日のソフトバンク戦(エスコン)で延長12回の死闘の末に4―5で敗れ、連勝は2でストップ。借金は2に再び膨らみ、5位に転落した。

チームは5回二死2塁から今宮の適時内野安打で先制点を許したものの、6回に反撃。無死二塁から万波が相手先発スチュワート・ジュニアから10号逆転2ランを左翼席に放ち、リードを奪った。

その後、8回に栗原の適時二塁打で再び同点とされ、延長戦に突入。10回には守護神・田中正が柳町に一発を許し一時勝ち越されたものの、その裏に日本ハム・石井が今季2号ソロを放って3―3の同点に。ただ、延長12回に二死満塁から9番手・斎藤が近藤の2点適時打で突き放され、その裏に浅間の一発で1点差に詰め寄りながらも最後は力尽きた。

4時間37分もの激闘ながら苦杯をなめたものの、試合後の新庄剛志監督(52)は「(結果は)残念でしたけど、いい戦いでしたね。前半戦のような勢いが(チームに)また戻ってきてくれたので。明日から楽しみです」と最後まで粘り強く戦ったナインを称えた。

その上で延長突入後の劣勢から本塁打を放った石井、浅間に対しては「(2人とも)良くなってきた。本当に。引っ張れるようになってきた。(右翼二階席に一発を放った石井は)プロ1じゃないかな。打球のスピードが。彼はああいう力を持っているから。これからさらに期待できる。浅間君もずっと結果が出てなくてモヤモヤしてた気持ちから吹っ切れた感がありますね」と左打者2人の一発を絶賛した。

13日の試合は助っ人バーヘイゲンが今季初登板を迎える。指揮官は「どんなピッチングをしてくれるんだろう、という期待しかないですね」と力を込め、「彼もプライドがあると思うし。しっかり抑えてくれるという思いしかない」と、最後は助っ人右腕の好投に期待を寄せていた。

この記事の関連ニュース