歌手の中森明菜（５９）が１２日、都内のライブハウスでファンクラブ限定イベントを開催し、約６年半ぶりにファンの前で歌唱した。次はＮＨＫ紅白歌合戦などの音楽番組出演が期待されているが、実現するのはまだ先になりそうだ。
１２日が初日で、明菜の５９歳の誕生日の１３日、１４日と３日間で５公演を行う。チケットは１枚７万１３００円と高額にもかかわらず、発売して即完売したという。何年も表に出てきていないが、それでも待ち続けるファンは多いということだ。
根強い人気を誇る明菜は、テレビ局にとっても最大の〝ターゲット〟だ。「昨年末から紅白をはじめとする歌番組が、猛烈にアプローチを掛けていたそうです。それでも出演はかなわなかった。ラジオ番組とＢＳ―ＴＢＳの明菜特番だけが音声メッセージを流すことができました」（芸能関係者）
昨年末と比べると、明菜はファンの前で歌唱するなど、一歩前に進んだと言える。当然、昨年末に断られた各局は「今年こそ！」とオファーを準備しているが、どうやらそう簡単な話ではなさそうだ。
「明菜サイドは、まだテレビにドンドン出る段階ではないと判断しているという話です。当面は、今回のようなファンクラブ限定公演のような形を増やしていくのではないでしょうか」（レコード会社関係者）
歌姫完全復活はいつになるのか――。