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大谷翔平が9回に勝ち越し適時二塁打で5打数1安打1打点 チームの連敗を4で止める

東スポWEB 2024年7月13日 11時34分

ドジャースの大谷翔平投手(30)は12日(日本時間13日)に敵地デトロイトでのタイガース戦に「1番・DH」で先発出場し、9回に勝ち越しの適時二塁打を放ち、5打数1安打1打点だった。打率3割1分2厘。チームは4―3で勝って連敗を4で止めた。

敵地ファンからも歓声が上がったのは3―3の9回二死一、三塁だった。マウンドは5番手の左腕ホルトン。1ボールからの2球目、内角高めの94・3マイル(約151・7キロ)のシンカーを強打。角度24度、打球速度107・3マイル(約172・7キロ)の弾丸ライナーは中堅へ一直線に伸びた。手応えを感じたのか、歩きながら軌道を目で追った。

しかし、打球は中堅フェンス手前で弾んでスタンドに入るエンタイトル二塁打となり、三走が生還して勝ち越した。飛距離403フィート、あと一伸びでメジャー通算200号だった。スタットキャストは10/30と判定。10球場で柵越えしていた惜しい打球だった。

開幕直後から得点圏に走者を置いた場面で結果が出ずに〝勝負弱い〟などと指摘された。得点圏では試合前まで87打数20安打、打率2割3分、打点28だったが、21本目の安打が出た。チームにとっても大谷にとっても大きな一打だった。

相手先発の左腕スクバルには3打数無安打と完敗。初回先頭はシンカーを流し打つも三ゴロに倒れた。3回二死一塁はスライダーを高々と打ち上げた中飛。5回二死無走者は逆方向へ運ぶも左飛だった。

1点を追う8回一死無走者では3番手の右腕ブリスキーと対戦。フルカウントからの8球目、外角低めのチェンジアップに空振り三振に倒れていた。

自らの一打で連敗を止めた大谷。オールスターブレークまで残り、2試合で2発放てば、通算200号と3度目の前半戦30号に到達する。期待だ。

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