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エムバペ一族がフランス2部カーンを買収か 代理人の母ラマリさんが過半数の株式取得へ

東スポWEB 2024年7月13日 13時23分

フランス代表FWキリアン・エムバペ(25=レアル。マドリード)の代理人を務める母親ファイザ・ラマリさんが同国2部カーンの買収に乗り出している。

フランスメディア「RMCスポーツ」によると、ラマリさんは自身が代表を務める「KM7」という会社を通じて、カーンの株式取得に乗り出す方針とし「エムバペ一族がカーンの買収に興味を持っている」という。また地元メディア「ouest france」は地元出身のアーティストのオレルサン氏もカーンの株式取得に動く構えと報道。エムバペ一族とともに共同オーナーになる可能性があり「大使のような役割を果たすかもしれない」と伝えている。

エムバペは2013年にフランス1部モナコ入りする前に、カーンに加入する可能性もあったという縁があり、1913年創設という歴史を持つカーン側もかねてクラブの売却先を探していたことも、今回の動きにつながったようだ。またエムバペ側はあくまで過半数の株式取得を目指しており、カーンの経営権を握りたい意向だ。

「RMC」の番組「アフターフット」でフランス人記者ダニエル・リオーロ氏は「彼ら(エムバペ陣営)は買収の手続きを進めているところだ。彼らは米国的なビジネスの方法で(自分たちの事業を)拡大したいと考えている」と語っており、スター選手の一族によるクラブ買収は実現するのか。今後の動向が気になるところだ。

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