明治安田Ｊ１リーグ第２３節（１３日）、最下位に沈む札幌が、ホーム・神戸戦に１―１引き分け、リーグ戦の連敗を８で止めた。
札幌は、前半３９分にＭＦ青木亮太が、ペナルティーエリア手前中央から直接ＦＫを決めて先制に成功するも、後半３分にＦＷ大迫勇也に同点ゴールを決められてしまう。何とか勝利がほしい札幌は、後半３０分にＦＷ鈴木武蔵が、ＰＫのチャンスでＧＫ前川黛也にセーブされてしまい、勝ち越しに失敗してしまった。
ミハイロ・ペトロビッチ監督は「ポイントは取れたが、こういうゲームで勝利できなくて残念だし、悔しい。強い相手にこれだけのゲームをできたのは評価できるが、勝てなかったのは非常に厳しい状況だと思っている」と振り返った。
痛恨のＰＫ失敗だっただけに、ネット上には「鈴木武蔵ＰＫ決められず今期無得点のＦＷを維持。これじゃコンサドーレ札幌は勝てない」などと鈴木に対する落胆も少なくなかった。その一方で「今こそクラブサポ一丸にならなきゃいけないのに武蔵を叩いて気を晴らしてる場合じゃないよ」といった声も上がった。
連敗を止めても厳しい状況は変わりない。昨季優勝の神戸に対する引き分けを次の勝ち点３につなげたいところだ。