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【ノア】齋藤彰俊が引退を表明「広島の地で心に誓ったこと、俺なりに果たしたのかと思う」

東スポWEB 2024年7月13日 17時38分

ノア13日の東京・日本武道館大会で、齋藤彰俊が引退の意思を表明した。

齋藤はこの日、保持していたゼロワンの世界ヘビー級王座をかけて潮崎豪と対戦。序盤から鬼気迫る表情で潮崎に襲い掛かった齋藤は、岩石落としやスイクルデスで攻め込んだ。しかし終盤、潮崎からローリングエルボーやランニングしてのエルボーなどを返され追い込まれる。さらにエメラルドフロウジョンから豪腕ラリアートとつながれて3カウントを聞いた。

試合後、マイクを持った齋藤は「またさらにすごくなったな…。ベルトを取った時に悪いけどちょっと俺に時間をくれるか」と新王者を称賛するとしみじみ語り始める。そして「なぜ俺が『チームノア』だったか。それは、潮崎豪という男の思いが琴線に触れたからだ。そして俺にはやらなくてはならないことと伝えなければならないことがあったからだ…」と天を仰ぐ。

さらに「あの天におられる偉大なる方の足もとにも及ばないが、2009年6月13日に広島の地で心に誓ったこと、約束したこと、俺なりに、今日、果たしたのかなと思う。だから、引退を決意した! 潮崎、チームノアをプロレスリング・ノアを、プロレスを頼む!」とまさかの引退を表明。自らベルトを潮崎に手渡すのだった。

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