〝ミスター女子プロレス〟こと神取忍（５９）率いる「ＬＬＰＷ―Ｘ」が、マリーゴールドマットを制圧した。
５月の旗揚げ前から都内の道場を貸している縁もあり、１３日のマリーゴールド東京・両国国技館大会に参戦。神取は井上貴子、NØRIと組み、高橋＆桜井麻衣＆石川奈青と激突した。
試合に向けた会見では神取が、桜井＆石川を「付け人なの？」と小バカにしたことから因縁が勃発。激怒した高橋から「勝ったら道場をよこせ！」と要求され、ＬＬＰＷ―道場をかけた一戦となった。
試合はゴングが鳴るなり場外乱闘が勃発。両軍が入り乱れ、会場は大混乱に陥った。その後、ＮØＲＩが敵軍３人から同時に連続チョップを浴びせられると神取が激怒。仲裁に入ろうとしたが、桜井に捕まり、まさかのミラノ風おパライダイスロックをかけられる屈辱を味わわされた。
さらに８分過ぎ、マリゴ軍から小川直也氏直伝の刈龍怒（水面蹴り＋ＳＴＯ）を決められた神取だったが、すぐに切り替え高橋を胴締めスリーパーで捕獲。１４分過ぎには神取が強烈なラリアートで石川を失神させると、最後はNØRIがハイキックからのジャンピング回し蹴りを命中させ３カウントを奪った。
試合後、神取は「奈七永も顔じゃねーよ。みんなもな。まあ、でも面白かったよ。NØRI、ひと言、言ってやれ！」。マイクを受け取ったNØRIは「マリーゴールド、残念ながら道場、奪えませんでしたね！ まあ、でもしょうがないからこれからもＬＬＰＷ―Ｘの道場、お貸ししてあげます。ただちゃんと掃除して帰れよ！」と今後の道場使用許可を言い渡した。
だが、高橋から「何がＬＬＰＷ―Ｘだ。道場はな、もういいわ！ しっかりマリーゴールドが自分の手でつかんでいく。それにきっと意味があるから。神取さん、絶対やり返してやるから」とにらみつけられた上に「それからNØRI！ お前、威勢がいいな。もっと試合がしたかったら…」とマリゴ参戦を呼びかけられた。
すると神取＆貴子が「スカウトとか引き抜きはやめてください！」と猛抗議。最後は高橋から「スカウトでも引き抜きでもねえよ。うるせえな、ババア！ NØRI、一人でも覚悟があるんだったらマリーゴールドに乗り込んでこい！」と呼びかけられたNØRIは「気が乗ったら来てやるよ！」と言い放ち、リングを後にした。