ボートレース津のGⅡ「第6回全国ボートレース甲子園」は13日、予選最終日が行われ、準優勝戦に駒を進めるベスト18が決定した。
佐藤翼(埼玉=35)は4日目5R、5コースから3着。11Rも3コースから2着を確保し、6位で準優に進出した。「行き足、伸び、ターン回りといい感じ。ピット離れの感じも良かったし上位。最近の大きいレースの中では周りと1番。差がある」と56号機の仕上がりは抜群だ。
準優に向けて「まだ良くなりそうな感じもあるし、やりたい調整もある。いい部分を犠牲にせず、さらなる上積みにチャレンジしたい」と、もう一段階、パワーアップさせるつもりだ。
高校時代は野球に打ち込んでいた。「ポジションはショートかセカンドで打順は1、2番。この体型だし、4番ではなかったけど(笑い)。元高校球児としても甲子園には力を入れていく」と高校球児だけに大会への思い入れも強い。
また「プロ野球の選手の友達も多い。『佐藤翼、頑張ってるな』と思ってもらえたら…」。球界にも名前をとどろかせるためにも〝甲子園〟での活躍を期す。