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【巨人】32歳になった鉄腕・高梨雄平 ひそかな〝プチ野望〟「渋さや深みを出しながら…」

東スポWEB 2024年7月14日 5時5分

鉄腕左腕の未来予想図は――。13日に32歳の誕生日を迎えた巨人・高梨雄平投手が、現在抱いている「プチ野望」を明かした。

今季の高梨は開幕を二軍スタートも4月9日に一軍に昇格。ここまで28試合に登板し3勝1敗の防御率2・14、15ホールドを挙げる活躍を見せ、阿部巨人の強固な救援陣の一角を担っている。

32歳の誕生日を迎えたこの日のDeNA戦(東京ドーム)では登板機会がなかったが、東京ドームでは前日の12日から「誕生祭」イベントが開催されており、ナインだけでなくファンからも盛大に祝福されていた。

気付けば32歳。「あと3年たったらアラフォーですよ?! 怖いですよね」と時の流れの早さに驚きを隠せない高梨だが、巨人の救援陣で最年長投手となったことは紛れもない事実。プロ入りから7年連続40試合以上登板を果たしてる鉄腕をもってしても「単なる『衰え』とかではないですけど、体も頭も『使わないと衰えていくスピード』というのは年々上がっていっている実感はありますね」と確かな変化は感じているようだ。

選手としても円熟期に入っていることもあり、残りの野球人生については「あと5年は頑張りたいかな。あと10年、というと想像できないし現実的じゃない(笑い)。5年後の自分だったらある程度は想像できますから。そういった意味で、『1年でも長く』というよりかは、1年1年充実した中であと5年はやりたいかな、というのはぼんやりとあります」と現実主義な高梨らしい展望を明かした。

10年後の自分は想像に難くとも、10年後に向けたひそかな〝プチ野望〟は持っている。

「10年前に想像していた32歳よりは体も動くし、食事も結構取れるなって思うんです。けど、40歳になったら揚げ物だって食べられなくなるだろうし…。だから残りの30代は『良いものに積極的に触れる期間』にしたいなと。食事や服装も『なんでもいいや』ではなくて、本当においしいものや本当に食べたいものを食べたり、経験したことないことにも挑戦してみたり…。それがプチ野望ですね(笑い)」

今後8年間の私生活は野球人生同様「量より質」を求め、人として豊かな生活を送ることが目標だ。

すべては思い描いた理想の40歳・高梨雄平になるため。「40歳ではないですけど、反町隆史さんとかカッコいいじゃないですか。自分も来るべく40歳に向けて、男としての渋さや深みを出しながら、同時進行で若さも出していきたいですね」。

色濃い野球人生を過ごすために、そして反町顔負けのダンディーなイケオジになるために――。残された30代は、洗練されたスタイリッシュな日々を送っていく。

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