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【全日本】斉藤ブラザーズ ビジネスタッグ返り討ちで世界タッグV2…レイが8・3仙台で3冠王座挑戦表明

東スポWEB 2024年7月14日 6時14分

全日本プロレス13日の大阪大会で、世界タッグ王者・斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ=37)が宮原健斗(35)&青柳優馬(28)の〝ビジネスタッグ〟の挑戦を退け、2度目の防衛に成功した。

一進一退の攻防が動いたのは、15分過ぎだった。ジャックハマーを青柳に切り返されたジュンは、エンドゲーム(変型ネックロック)に捕獲され窮地に。救出に訪れたレイとのダブルチョークスラムで難を逃れるが、DOOM(ダブルインパクト)を回避されると、ジュンが宮原のブラックアウトと青柳のトラースキック同時発射で再びピンチに追い込まれた。さらにロックスターバスター(変型フィッシャーマンバスター)でたたみかけられたジュンだったが、3カウントは許さない。

ザ・フール(旋回式バスター)を阻止すると、またも絶妙なタイミングで援護に訪れたレイのアイスバイン(アッパー掌底)からラリアートで再逆転。さらにレイが宮原にもアイスバインを決めてビジネスタッグを分断すると、最後はついにDOOMでDOOMしてみせた。

試合後のリングでジュンは「俺たちは負けるわけにはいかなかった。いくらあの2人が優れたプロレスラーだろうが、俺たち斉藤ブラザーズはこのベルトを永遠に防衛してやる」と豪語した。すると直前の試合で世界ジュニア王座を奪取した〝ミスター斉藤〟土井成樹がビールとチーズケーキを手に現れ勝利を祝福。ビールを飲むレイはともかく、水分もとらないままチーズケーキをほおばったジュンの血糖値は、ダダ上がりだ。

この日は8月3日仙台大会でジュンがデイビーボーイ・スミスJr.とシングルマッチで激突することも発表された。これを受けレイは「どうやら俺の相手はまだ決まってねえんだな? オイ、全日本プロレス。仙台大会で斉藤レイに3冠ベルトに挑戦させろ」と最高峰王座への挑戦を表明。7月20日後楽園大会での開催が決定的となった王者・安齊勇馬と挑戦者・本田竜輝の勝者への挑戦が急浮上した。

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