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渋野日向子〝V字回復〟を岡本綾子が分析「球筋が安定」「狙ったところに打てる」

東スポWEB 2024年7月14日 7時7分

「世界の綾子」と呼ばれる女子ゴルフ界の〝レジェンド〟岡本綾子(73)が不振を抜け出し、好調を維持する渋野日向子(25=サントリー)を徹底分析した。

渋野は今シーズン序盤の9試合で4戦連続を含めて6試合で予選落ち。しかも60台のラウンドはわずか3回、最高位は4月のメジャー「シェブロン選手権」の50位と大スランプに陥っていた。しかし、5月30日開幕のメジャー「全米女子オープン」で2位に躍進すると、5戦連続で決勝ラウンドに進出。2度のトップ10入りを果たすなど見違えるようなプレーを披露している。

渋野が現在参戦中の今季メジャー第4戦「エビアン選手権」(フランス・エビアン)を中継する「WOWOW」で解説を務める岡本綾子は、好調を維持する渋野の現状について「スイングうんぬんよりも球筋が安定してきたのが、彼女の中で数字を出しやすくなった。狙ったところに打てるようになった」と要因を指摘。今大会は苦戦しているパッティングについても「個人的に思うのは、スタンスをちょっとワイドにしてストロークしやすく、狙ったところにヘッドが出るようになった。練習の成果だと思う」と分析し、評価した。

さらに「性格的に、ひとつ調子がよくなればポンポンと乗っかっていき、数字を重ねていくタイプの選手ですから」とし、球筋やパットが改善したことにより、プレー全般も向上した分析。2019年のメジャー「AIG全英女子オープン」制覇に続く、2勝目も遠くはなさそうだ。

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