テレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターが１４日、ＴＢＳ系「サンデージャポン」に生出演。７日に投開票があった東京都知事選で、２位に躍進した前広島・安芸高田市長の石丸伸二氏に本音をぶつけた。
安芸高田市長時代に市議を論破する切り抜き動画でバズった勢いそのままに、都知事選でも得意のＳＮＳ戦略で若者の支持を集め、小池百合子氏の次点で選挙を終えた石丸氏。
その後も、強気な発言でメディアを騒がせつつも、この日のサンジャポでコメンテーター出演を果たすなど着実に知名度を上げ続ける同氏に、デーブが「意地悪なこと聞いてもいいですか？」と前置きしながら「５０人以上も（都知事選に）出て、一気に知名度を獲得したのは石丸さんくらいだからそこは評価されてもいい。ただ、最初から本当に当選できるって思ってたんですか？」と疑問をぶつけた。
これには「私自身はもちろんそうですし、選挙対策チームは全員その気でした」と石丸氏。続けてデーブは「メディアの規制もあって、取り上げられない〝ブラックホール〟のような状態で、無理だとは普通思わないんですか？」と問うと「環境が厳しいのは百も承知で。色んなところが『ＳＮＳを駆使』とか書くけど、そんなに駆使したつもりはなく、それしかなかったっていうだけですね」と戦いの日々を振り返った。