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野田佳彦氏 都知事選を分析「確かに小池さんは強かった」「石丸さんの台頭は最大の誤算」

東スポWEB 2024年7月14日 18時7分

立憲民主党最高顧問で元総理大臣の野田佳彦氏が14日、ABEMA TV「ABEMA的ニュースショー」に出演。東京都知事選で惨敗した蓮舫氏の敗因についてコメントした。

元衆院議員の宮崎謙介氏は「出馬表明をした所から今回の敗因があった。立憲側が満を持して(蓮舫氏を)持ってきたのかなと思ったら、中身、戦略が全然立てられてなくて、(反自民の)いい流れだから持ってきた感じにしか思えなかった」と指摘。都知事選に反自民・非小池を持ち込んだことについても「(小池百合子都知事は)実績をちゃんと積んでこられた、8年間の間に。そもそも小池さんって自民党と戦って都知事になってるんですよ。蓮舫さんも行革やったけど都議会の行革は小池さんもやってた。土俵が全然違ったというか、小池さんの個の力が強すぎたんで今回ひっくり返らなかった」と分析。

これを受け野田氏は「確かに小池さんは強かった。守りの選挙ではありましたけど8年間を評価をする人たちが多かった分、取って代わろうという人たちに新しい未来を託そうという感じがなかった」と認めた。また前広島県安芸高田市市長の石丸伸二氏が2位に躍進したことに「石丸さんの台頭を我々はここまで来るとは思ってなかったことが最大の誤算だった」と述べた。

当初は小池都知事と蓮舫氏の一騎打ちと言われ、事前のトレンド調査では蓮舫氏が負けていた。野田氏は「論戦に持ち込むことによって肉薄して行こうという、あくまでチャレンジャーだった。だけど、それ以上に無党派を含めて石丸さんの訴求力があったということを猛省しないといけないと思っています」と厳しい表情を語った。

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