バスケットボール男子韓国代表の次期エースで米国でもプレー経験のある李賢重(イ・ヒョンジュン=23)が、日本バスケットボール界に〝直言〟した。
韓国代表はパリ五輪への出場権を逃したが、格上でほぼフルメンバーの日本代表との強化試合2連戦で、敵地ながら1勝1敗と善戦。現地ではバスケットボール界に光明が差したと期待が高まっている。
そうした中で、韓国メディア「ジャンプボール」は米国やオーストラリアなど強豪国のほか、日本のBリーグでもプレーした経験のある李のインタビューを掲載した。
その中で、李は日本バスケットボール界についても言及。「一つ確かなことは、Bリーグは私のポジションの選手たちの身長が小さい。だからプレーするのが簡単だった」とズバリ指摘。「ゴール下のフィジカルの戦いはNBL(オーストラリアリーグ)のようにとても激しい。走りながらどんどん発展しているリーグということを感じた」と評した。
「日本バスケットボール界が最近急速に発展しているが、直接プレーしてどう感じるか」との質問には「率直にレベルが落ちるチームもある」とBリーグの現状を厳しくツッコミ。ただ「優勝チームの広島や琉球などは対決を繰り広げたが、みんなシュートが良かった。Bリーグはマーケティングにも本気だ」などと強豪チームは高く評価し、ファン拡大で盛り上がりを見せていることも指摘した。
李の忌憚ない意見は、日韓バスケットボール界で注目を集めそうだ。