トランプ前米大統領が１３日にペンシルベニア州バトラーで銃撃された事件で、〝歴史的写真〟が早くもＴシャツとしてオンライン販売されている。
この日の支援者集会で演説していたところ銃撃に遭ったトランプ氏。命に別条はないようだが、右耳周辺から出血した模様だ。
そんな中、ＳＮＳで一気に拡散されたのは、トランプ氏が血を流しながらも右腕を力強く掲げている写真だ。ＡＰ通信が報じているもので、背後には星条旗がたなびき、テロにひるまない強いリーダーを印象づけている。
これが米国でも話題になっており、Ｘで「歴史的な写真だ」「これでトランプ氏を再びホワイトハウスに押し上げることになるだろう」「ピュリッツアー賞にふさわしい！」などと絶賛されている。
すると、早くも複数のオンラインショップでその写真をプリントしたＴシャツが販売される事態に発展。
値段は５０００円ほどで、そこには「ＳＨＯＯＴＩＮＧ ＭＡＫＥＳ ＭＥ ＳＴＲＯＮＧＥＲ（銃撃は私をより強くする）」「ＦＩＧＨＴ！ ＦＩＧＨＴ！ ＦＩＧＨＴ！（戦え！ 戦え！ 戦え！）」「ＴＲＵＭＰ ＬＩＶＥＳ（トランプは生きている）」などさまざまな文言が踊っている。
これには「アメリカすぎる」「資本主義の王者の貫禄を見せつける」などと商魂たくましさを感心する声が上がる一方、著作物の権利を侵害しているとも言え、物議を醸しそうだ。