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上沢直之 獲得球団なしで3A残留…現地では「懸念は現実のものとなっている」の厳しい指摘

東スポWEB 2024年7月14日 20時52分

レッドソックスは13日(日本時間14日)、事実上の戦力外となっていた上沢直之投手(30)を傘下のマイナー、3Aウースターに所属させると発表した。今月9日にメジャー出場の前提となる40人枠を外れるDFAとなり、ウエーバー公示されたが、獲得球団はなかった。

上沢は日本ハムからポスティングシステムを利用し、レイズと1月にマイナー契約を結んだ。その後レッドソックスに移籍し、5月2日にメジャーデビュー。2試合に登板し防御率2・25で勝敗はつかず、5月8日にマイナーに降格した。

3Aでは先発6試合を含め13試合で42回2/3を投げて3勝3敗、防御率6・54。三振率18・5%、与四球率は12・3%と大きな改善は見られなかった。

今後は3Aからメジャー再昇格を目指すが、再び40人枠に入るのは簡単ではない。米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は「NPBの実績から判断すると、チームが興味を持つかもしれない」としながら「大リーグに移籍する前に同リーグ(NPB)で1000イニング以上投げ、防御率3・19を記録したが、三振率は19・7%だった。太平洋を渡る前の最大のネックは速球と三振不足だったが、これまでのところその懸念は現実のものとなっている」と、厳しい現実に直面していることを指摘した。

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