女子プロレス「スターダム」のアーティスト王座戦線が動き出した。
１４日の滋賀県立文化産業交流会館イベントホール大会で、アーティスト王座を保持する舞華＆白川未奈が「コズミック・エンジェルズ（ＣＡ）」の中野たむ＆水森由菜と対戦する予定だったが、当日に白川が体調不良により欠場。同じアーティスト王座を保持するジーナが、この日ダブルヘッダーを務めて代打出場した。
試合では、２試合目とは思えない身のこなしでジーナが奮闘。舞華も中野とエルボー合戦で火花を散らした。最後は水森をローリングラリアートでとらえた舞華が、みちのくドライバーⅡでトドメを刺した。
試合後、舞華が２本のベルトを中野に見せつけると、まとめてベルトを強奪されそうになる場面も。振り払った舞華だったが、その後も執ようにベルトを奪おうとする中野を蹴り飛ばしてリングを後にした。
バックステージにジーナと仲良く現れた舞華は「ジーナ、２試合やってくれました！ さすがアーティストチャンピオンだね」と健闘をたたえつつ、試合後の中野について「アイツは赤もアーティストも欲しがっていたけど…。まずはアーティストからやろうかな？」と王座戦を持ちかけた。
舞華は１５日に古巣のＪＵＳＴ ＴＡＰ ＯＵＴ後楽園ホール大会で、ワールド王座をかけて同期の稲葉ともかと激突する。「ついに明日ですよ！ 必ず防衛して札幌（２８日）刀羅ナツコを迎えたいと思います」と気合を入れ直した。